|
必要最低限のルール |
1件の求人に対し、多いところで100人以上もの応募が殺到するという話も、最近では珍しいことではなくなってきました。
書類選考は落とすための作業である事はいうまでもありませんが、ここまで作業する側に労力が必要であるケースともなれば、その工程はより一層流れ作業の度合いが強くなってきます。
コピーしたものや誤字脱字が多いの履歴書は論外、たとえ必死で書き上げたものでも、ほんの少しのミスで不採用箱へまわされるのだと、まずは肝に銘じておきましょう。
では、作成の流れにそってルールをみていきます。
日付について
会社に持参する日、またはポストに投函する日を記入します。西歴・元号どちらでも構いませんが、それ以降の文章に出てくる日付は、西暦なら西暦で、元号なら元号で統一するのを忘れないようにしましょう。
氏名について
履歴書のタイトルにあたる部分です。気持ち大きめの字で、はっきりと記入しましょう。間隔に余裕を持たせることを意識して書くと、堂々としたものに仕上がります。
印鑑なき履歴書は不採用!
アルバイトや新卒の場合は三文判でもよいとされていますが、その他の場合は実印の方が無難。必ず朱肉を使い、かすれたりずれたりした場合にはやり直します。1番最初に押しておくと無駄がありません。印鑑のない履歴書は即不採用箱行きです。
省略しがちなアパート・マンション名
必ず都道府県名から記入します。アパートやマンションの場合は部屋番号なども明記しましょう。履歴書ではとにかく省略するという事が嫌われます。
連絡先は多すぎても良い
確実に連絡のとれる電話番号であれば問題ありません。連絡のとりやすい時間なども併記しておくと親切でしょう。携帯電話があればそちらも書いておくこと。また、メールアドレスを持っていれば付け加えておくと良いでしょう。その場合は無料(フリー)メールではなくプロバイダのアドレスを記入しましょう。
写真はプロ&モノクロで決まり!
3ヶ月以内(なるべく散髪後)に撮影した正面・上半身のものを貼付します。スピード写真でも構わないという会社であっても、あなたの魅力を最大限にひきだすノウハウを熟知している専門家に撮ってもらうことをオススメします。カラー・白黒どちらかは好みで構いませんが、書類が先方で何部もコピーされる場合も考慮すると、遜色のない白黒の方が無難でしょう。写真の裏に氏名を記入するのも忘れないようにします。
学歴と職歴について
学歴 1行目に「学歴」と記載します。学校名は省略せず正式名称がマナー。小・中学校は入学年のみで構いません。
職歴 学歴と1行空けて「職歴」と記載します。社名・所属部署名・役職名と入社・退社歴に加え具体的な業務内容も簡潔に併記しておくと丁寧です。退社の理由は「一身上の都合により」で構いません。会社倒産など退職理由を簡潔に表現できる場合は記入しても良いとされています。
趣味・特技欄で出るあなたのセンス
自己判断ということになるわけですから、なかなか書きにくい項目であるのはもっともな話。ですが「興味のあるもの」「自信のあるもの」であれば迷わず書いても良いでしょう。面接で聞かれる事の多い項目だけに、やはり人とは違ったもの選びたいところですが、まずは相手にとって質問しやすいよう記述していくよう心掛けます。質問の返答時にあなたの人間性や仕事との関連性を含ませることを狙います。
長所と短所のアブナイ関係
いかに自分を客観視できるか問われる項目であるとはいえ、短所としてバカ正直に 欠点を書くのはやめておきましょう。ニュアンスとしては、「まだまだ勉強不足」といった遠回しな表現に着地するように記述します。逆に、長所はありきたりのものでは無いほうが良いですし、なるべく仕事と結びつけるようにします。
志望動機はマニュアル+αで
自由に記入できるのですから、スペースを空けることだけはないように注意します。よく「マニュアル通りではなくオリジナリティを出せ」といわれたりする項目ですが、かといって逸脱しすぎたもの、抽象的なものであれば逆効果となる場合も。「マニュアル+α」程度を目標に、会社研究や業界研究をふまえた的確なものに仕上げましょう。
本人希望欄があれば…
待遇については面接の段階で話し合う事なので、特に記入する必要はありません。それよりも「具体的に何がしたいか」を表現できるように埋めていく事が重要です。もちろん、「転勤できない」といったどうしても譲れないことだけは忘れないように。あとで余計なトラブルを招くおそれがあります。
通勤時間はこう書こう
中高年転職の場合、通勤時間ではねられてしまうケースが少なからずあるようです。しかし、だからといって20分、30分もサバをよんでも、必ずバレてしまいます。仕方のないことだと割り切って、せいぜい家から会社に着くまでの最短時間を記入する程度にとどめておきましょう。
コピーしておくと困らない
書き終えた履歴書は必ずコピーしておきましょう。自分がどういったことを書いたのかは意外と忘れてしまうもの。何社も送り続けているうち記憶がごちゃ混ぜになってしまい、面接で矛盾点を指摘されてしまうというのは最悪のケース。マイナスのイメージを持たれてしまうくらいなら、面倒でも控えを取っておくべきです。
封筒選びのポイント
封筒を選ぶなら、履歴書等が折れないA4サイズのものがベスト。宛て先の住所や「株式会社」「有限会社」といった屋号は絶対に省略してはいけません。担当者宛なら「様」、部署宛ならば「御中」と記入するのがルールです。最後は封筒の表左部分に「履歴書在中」と記載(赤色を使用)します。
次項:職務経歴書作成 記入前に考えたい事
|
|
|